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建設業の安全衛生管理 25年 Claude Code を 2026年4月から毎日 自動テスト 365件(勤怠管理)

建設現場の安全担当者が、
Claude Code で作った業務ソフト。

プログラマーではありません。現場で25年、安全衛生管理をしてきた人間が、自分で要件を固め、Claude Code で実装し、仕様書とマニュアルまで作って、建設会社向けの勤怠管理・経費精算・原価管理のアプリを動かしています。このページは、その「作ったもの」と「作り方」の記録です。

osaru_works のマスコット

導入すると、こう変わる

「これまで」は、代表が建設会社の現場と営業所で見てきた実際の姿です。

例1 勤怠管理(作業員 約85名の営業所)

月末の勤怠集計が、確認だけになる。

これまで(紙の出勤簿)
  1. 現場で出勤簿・日報に手書き
  2. 月末に事務所へ回収
  3. 記入漏れ・読めない字を確認
  4. 電卓とExcelで集計、2人で突き合わせ
  5. 給与ソフトに手入力
事務員さんの作業2名 × 約5日
導入後(勤怠アプリ)
  1. 現場からスマホで打刻
  2. 休暇・残業の申請と承認もスマホで
  3. 月末に「締め」→ 給与ソフト用のCSV
事務員さんの作業集計は自動。確認だけ
例2 経費精算

領収書の精算から、ハンコの回覧がなくなる。

これまで(紙と Excel)
  1. 領収書を台紙に貼り、申請書に手書き
  2. 上司 → 部長 → 経理へハンコの回覧
  3. 不備があれば紙で差し戻し、やり直し
  4. 経理が精算台帳に手入力
  5. 同じ領収書の二重申請は目で確認
申請から精算まで約10日
導入後(経費精算アプリ)
  1. スマホ・パソコンから申請
  2. 3段階の承認も差し戻しも画面で
  3. 精算台帳のPDFは自動で作成
  4. 二重申請は申請の時点で止まる
紙とハンコの回覧なし。台帳は自動
例3 原価管理(開発中)

赤字に気づくのが、工事の途中になる。

これまで
工事の後半で、赤字に気づく
導入後
原価を入れるたびに、完成時を予測
着工中盤後半完成
4科目で実行予算材料・労務・外注・経費
予測は2本立て積み上げと進捗率。食い違えば警告
追加工事は別に積む当初・追加・現在を並べて見る

縦線は原価を入力したタイミングのイメージです。

作ったもの

Google スプレッドシートの上で動く業務アプリ。社員は ID とパスワードだけで使えます。

完成・稼働テスト済み

勤怠管理

出勤簿の集計を、月末の作業から外す。

  • スマホで打刻・承認
  • CSVで給与ソフト
  • 365件の自動テスト
詳しく見る
解きたかった問題
出退勤・休暇・残業の申請と承認が口頭や紙で回り、月末の集計に時間がかかる。
作ったもの
  • 一般社員・承認者・業務管理者・システム設定管理者の4階層の権限
  • 休暇・残業・休日出勤・打刻修正の4種類の申請。承認は部署の承認者全員の承認で成立
  • 週次の勤怠確認、月次締め、給与ソフト用CSV出力、有給の管理
  • スマホからの打刻(出勤時の位置情報はオプション)、毎日のバックアップ、ライセンス管理
作り方で工夫したこと
設計書の条文を1つずつ実装と突き合わせる「対応表」を作り、自動テスト365件を通したうえで、別部署の社員に稼働テストを依頼。導入手順書まで文書化しました(下の「公開文書」)。
勤怠管理 パソコン画面
パソコン(ダッシュボード)
勤怠管理 スマートフォン画面
スマホ(打刻)
完成・稼働テスト済み

経費精算

領収書の回収と照合を、仕組みに任せる。

  • 3段階の承認
  • 4項目で重複検知
  • PDF台帳を自動作成
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解きたかった問題
紙と Excel の経費精算で、承認の滞留、領収書の二重申請、精算台帳作成の手作業が発生する。
作ったもの
  • 申請 → 3段階の承認 → 差戻し → 出し直し、の流れをスマホとパソコンから
  • 同じ領収書の二重申請を4項目で自動検知し、入口で止める
  • 上限を超える購入は先に稟議書を出す決まりを、アプリ側で強制
  • 精算台帳のPDFを Google ドキュメントのテンプレートから自動作成(申請IDを自動採番)
作り方で工夫したこと
v10 まで改良。工事部・総務部それぞれの社員向けに、1時間〜1時間半で申請から承認まで通せる稼働テストの案内書を作り、テストを依頼しました。
経費精算 画面
パソコン(ダッシュボード)
開発中・最大規模

原価管理

赤字の兆しに、工事の途中で気づける。

  • 4科目で実行予算
  • 2本立ての完成時予測
  • 900件の自動テスト
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解きたかった問題
現場が終わってから赤字だったと分かる。数字が締めた後にしか見えていない。
作っているもの
  • 材料・労務・外注・経費の4科目(完成工事原価報告書と同じ区分)で実行予算を立て、原価を入力した時点で積み上げ
  • 当初の予算は書き換えず、追加工事の伝票で積み上げて「当初・追加・現在」を並べて見せる
  • 完成時の予測を「積み上げ」と「進捗率」の2本立てで出し、食い違えば警告
  • 未払・支払済と支払期日、誰がいつ何を変えたかの記録、月次締め
作り方で工夫したこと
設計仕様書は約30万字、サーバー側のコードは1万行超、自動テスト900件。設計の合理性と構造上のリスクを自分で検証したレポートを書き、業界の予実管理の手法と20項目で突き合わせて「防げているのは5つ、穴が7つ」と自己採点しながら作っています。
原価管理 追加工事の承認画面
追加工事の承認画面(テストデータ)

このほか、名刺のデータ化(Gemini API で読み取り)と、安全書類・入退場管理(開発中)があります。

作り方

どのアプリも、同じ流れで作っています。

01

要件を言葉にする

現場の業務の流れ、承認、締め、帳票の決まりごとを、Claude とのチャットで壁打ちしながら文章に固めます。この段階ではコードを書きません。

02

Claude Code で実装

固めた要件を Claude Code に渡して実装。詰まったら、エラーをそのまま渡して切り分けます。決めたことは引継ぎ書(Markdown)に残し、次の日もそこから再開します。

03

設計と実装を突き合わせる

設計書の条文1つごとに、実装のどこに落ちていて、どのテストで確かめているかを表にします。自動テストは「動くか」しか見ないので、設計から外れていても通ってしまう。それを防ぐための表です。

04

別の人に使ってもらう

架空の会社と2つのアカウントを用意し、「上から順に操作すれば最後まで着く」案内書を作って、別部署の社員に稼働テストを依頼します。「分かりにくい」も不具合と同じ扱いで集めます。

05

導入と運用を文書にする

誰が(提供元/客先の管理者)何をするかを段階ごとに分けた導入手順書、ライセンス、バックアップ、更新の手順までを書き、人に渡せる形にします。

私はプログラマーではないので、コードの中身で勝負はできません。その代わり、何を作るかを現場の言葉で決めることと、作ったものが設計どおりかを自分で確かめることに時間を使っています。

できること

一緒に作る・教える

「何を自動化するか」を業務の聞き取りから一緒に決め、Claude Code で形にするところまで伴走します。プログラマーではない方、現場や事務の担当者の方が対象です。

建設会社向けの業務アプリ

勤怠・経費精算・原価管理など、お使いの Google 環境の上で動く仕組みを作ります。データは御社のスプレッドシートに残り、当社のサーバーには置きません。

Google Workspace の導入設定

独自ドメインの取得から、メール(SPF/DKIM/DMARC)、共有ドライブ、アプリの公開設定まで。自分の屋号で一通り行った手順で、設定をお手伝いします。

料金は内容によって変わりますので、お問い合わせください。

プロフィール

日下部 桂

日下部 桂(くさかべ かつら)

osaru_works 代表/建設業 安全衛生管理者

建設業の安全衛生管理に約25年。総合建設業の営業所で13年間、作業員の労務管理・安全書類(グリーンファイル)の作成・現場管理を担当したのち、本社側の安全部長・安全室長として、全国の建築現場の店社パトロール、協力会社への安全教育・指導、労働基準監督署対応を行ってきました。現在は首都圏の建設会社で店社安全衛生指導者として、関東一都三県の15現場を担当しています。

建設業に入る前は、制御ソフトの仕様書作成、CAD/CAM オペレータ、自社サイトの制作を経験。プログラマーではありませんが、「人の業務を聞いて仕様に落とす」ことは、この頃から続けてきました。2026年4月から Claude Code を使い始め、以後ほぼ毎日、自分の業務アプリを作って回しています。

資格・修了講習

  • 第一種衛生管理者、安全管理者選任時研修
  • 職長・安全衛生責任者教育 講師、新入者安全衛生教育トレーナー
  • 特別教育 講師養成講座修了(足場、アーク溶接、墜落制止用器具、低圧電気、振動工具、研削砥石、酸素欠乏・硫化水素)
  • 現場管理者統括管理講習 講師養成講座修了、有機溶剤業務管理者講習修了

使っている道具

  • Claude(チャット)、Claude Code、Gemini API
  • Google Workspace(スプレッドシート、Apps Script、ドキュメント、ドライブ)
  • GitHub、Supabase、Cloudflare、Firebase Hosting

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